桜井市の倉橋ため池周辺には、失われたものを含めると70基以上の古墳が点在しています。精巧な切石の石室を持つエンドウ山古墳。古墳ファンにはお馴染み、明治時代までは崇峻天皇陵と考えられていた赤坂天王山古墳群。中には、ため池の建設にあたり壊された古墳を惜しむ古墳慰霊塔まで。
また、鳥見山の南側に築かれた伊丹宮古墳群は、書籍にもほぼ載っていない、アクセス困難な知る人ぞ知る古墳。その西側に築かれた複数の巨大石室を持つ、こうぜ古墳群にも立ち寄ります。今回も奈良まほろばソムリエの雜賀耕三郎さんのご案内でお楽しみいただきます。