郡山編の第2弾。法隆寺に近いエリアには、聖徳太子ゆかりの寺院が点在し、地元の人々により守り伝えられてきた、かくれ仏がおわします。太子ゆかりの額安寺には、彩色が美しい室町期の十一面観音像が伝わります。良福寺の文殊菩薩騎獅像は、善派仏師作とされ随所に独特な表現が見られる鎌倉期の仏様。西岳院も太子ゆかりの古刹。なんと、非常に珍しい3mを超える平安期の十一面千手観音像の巨像が安置されています。最後に訪問する小泉神社では、平安期の女神像を特別に拝観させていただきます。
今回も仏師の折上さんに、仏像の作り手ならではの目線で解説していただきます。郡山の古仏を拝観できるまたとない機会となりますので、奮ってご参加くださいませ。