桜井市にある古刹、聖林寺。天平時代を代表する仏様として名高い国宝十一面観音は、江戸時代末期に始まる神仏分離令の煽りを受け、三輪山の神宮寺である大御輪寺からお移りになりました。本講座では、廃仏運動の際、十一面観音はどのように聖林寺にお越しになったのか?秘仏を解かれたアメリカ人哲学者フェノロサとの関わりなどをお話しいただきます。また、特別体験としてスクリーンにお映しした観音様に向かって皆様で観音経をお読みいただきます。
やまとびと会員・ホテル日航奈良宿泊の方は1,500円となります。
当日受付にてお申し出ください。
※参加費の内1,000円を聖林寺新収蔵庫建立のための寄進とさせていただきます。