今から約1300年前の奈良時代、日本の中心であった平城京の人々は何を食べていたのでしょうか?全国各地から平城京に集められた租税の荷札や、貴族の邸宅や寺院に運ばれた食材の送り状であった木簡には、様々な食材や食品名が記されています。中には「加須津毛瓜(かすづけのけうり)」と記された、奈良漬けのルーツと言えるものも。現代につながるものや、逆に歴史の中で失われたもの。お酒やおつまみ、はたまたスイーツなどもあったのか?興味の尽きない食の話題を通じて、天平びとの「くらし」を感じていただきます。

当日は、気になったことや疑問に感じたことがあれば、チャットを通じて講師に直接質問をすることもできます。

皆様ふるってご参加ください!

主催:平城宮跡にぎわいづくり実行委員会、奈良県、奈良市

◆開催日時
令和4年2月25日(金)19:00~20:30
◆視聴料
視聴料:無料(事前申し込み不要)
◆注意事項
・オンライン講座は「YouTube」を使って実施します。
・オンライン講座終了後はアンケートへのご協力をお願い申し上げます。
 
お問い合わせ先:やまとびと株式会社 やまとびとツアーズ
only-naraonline@yamatobito.net
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馬場 氏(奈良文化財研究所 都城発掘調査部史料研究室長)

1972年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同・大学院博士課程中退。現在、独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所都城発掘調査部史料研究室長、京都大学大学院人間・環境学研究科客員准教授。専門は日本古代史、木簡学。発掘調査に携わるとともに、古代史の研究・出土文字資料の研究から、日本史全体の研究や東アジア史研究など、幅広いフィールドで活躍している。主な編著書に、『平城京に暮らす』(吉川弘文館)などがある。