歴史を体感する古道ウォーキング
千光寺は役小角（えんのおづぬ）が修行中巌上に出現した千手観音の姿を刻んで本尊とし、観音が千の光を発したことから千光寺となりました。
修験道の祖である役行者が大峰山（山上）を開く前に修行をしたので、元山上と呼ばれています。「大和名所図会」にも紹介されており、今でも修行場が残っています。行場の一つである清滝には岩盤には多数の摩崖仏が彫られています。
金勝寺は行基が開祖とされ、境内には多くの石造物が残っており、本堂西の崖面には磨崖仏群が見られます。
紀氏神社は紀氏の創建で平群氏の祖・木菟宿禰を祀っている式内大社です。境内には石鳥居や狛犬などの石造文化財があります。
奈良市に大きな屋敷跡が発掘された長屋王とその夫人、吉備内親王の墓も訪れます。
